ETC割引についてわかりやすくまとめてみた-その2│阪神/名古屋/広島/福岡・北九州編

ETC割引についてわかりやすくまとめてみた 阪神/名古屋/広島/福岡・北九州ETCコーポレートカード

 地域ごとに設定されているモノも多く有り、そして複雑で非常に理解し切れないモノも有る、「ETC割引についてなるべくわかりやすくまとめてみました」の第二弾、「阪神/名古屋/広島/福岡・北九州高速道路 編」となります。

NEXCO 3社、首都高速道路編のETC割引まとめはコチラ>>

阪神高速道路のETC割引

 阪神高速道路の区間では、8種類のETC割引サービスが実施されているようです。(※ 阪神高速道路株式会社 ドライバーズサイト参照)

具体的には、

  • 大阪都心流入割引
  • 神戸都心流入割引
  • 短距離区間利用割引
  • 西大阪線端末区間割引
  • 池田線時間帯割引
  • 大口・多頻度割引
  • 環境ロードプライシング割引
  • 障がい者割引(現金車も可)

の8種類となります。
8種類は首都高速の6種類よりも2種多いので、お得ですね。では、阪神高速道路間のETC割引を出来るだけわかりやすくご説明いたします。

大阪都心流入割引

 大阪都心流入割引とは、”阪神高速道路株式会社ドライバーズサイト”によると「大阪都心部 ⇔ 第二京阪道路(巨椋池IC以南)・第二阪奈道路等・西名阪道・南阪奈道路を通行する場合、守口線・東大阪線・松原線のうちどのルートを選んでも最安料金と同一になります。」というものです。

もう少し具体的に解説しますと、第二京阪道路(寝屋川南~巨椋池)、第二阪奈道路・東大阪線(中野~宝来)、西名阪道(藤井寺~天理)、南阪奈道路(美原東~新庄)を出発または経由して大阪都心部に入る際に、阪神高速の12号守口線・13号東大阪線・14号松原線のどのルートを通っても、起点~終点の最安料金が適用されるようです。 ※ その逆のルートも同適用。
大阪都心流入割引解説図
つまり、上図の[赤][緑]のルート間は、どこからどこを通っても、起点~終点の最安料金が適用されるということのようです。ただし、大阪都心部を発着していないルートは適用外なようですので、お気を付けください。
※ 2032年3月31日まで実施

ちなみに、大阪都心部とは下図の青色部分の高速道路となります。
大阪都心部図

渋滞回避の意味合いが強い割引ですが、最大で470円程度の料金差が出るようですので、渋滞を避けたい車両を運転される方は利用しても良いかもしれませんね。

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神戸都心流入割引

 明石方面⇔神戸都心部を通行する場合、北神戸線・神戸山手線・新神戸トンネルを利用しても、最短ルート料金の第二神明道路~須磨~阪神高速神戸線 生田川ICの料金が適用される割引のようです。 ※ 2032年3月31日まで実施

 つまり、第二神明道路の[明石西IC]から阪神高速道路神戸線[生田川IC]の区間を利用する場合に、渋滞の少ない北神戸線を利用して、神戸山手線や新神戸トンネル方面から迂回しても、最短距離の通行料金が適用されるという事のようです。
神戸都心流入割引解説図
上図の青色の道路を通行せずに、赤色の道路を利用して迂回しても、最短距離の料金しかかかりませんよ。」という事のようですね。ちなみに、【明石西IC ~ 生田川IC】区間の最短距離料金(1,080円)を上限料金としているようです。

神戸都心流入割引の適用を受けられる出入口は、下記の通りです。
北神戸線:伊川谷JCT、永井谷、前開、布施畑JCT、布施畑東、(明石西IC、大久保IC、玉津IC)
神戸線:生田川、京橋、柳原
神戸山手線:神戸長田
新神戸トンネル:国道2号、二宮・神若、新神戸駅

阪神高速神戸線の渋滞を緩和するために導入された割引のようですが、この割引も、渋滞を避けたい車両を運転される方は利用するとお得と思われます。

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短距離区間利用割引

 大阪都心流入割引とは、”阪神高速道路株式会社ドライバーズサイト”によると「1区間かつ営業距離が4.3km以下でご利用の場合、各車種の下限料金を適用します。また往復で1区間の対象区間が異なる場合、一方の区間が1区間とならない場合も割引を適用します。」という事のようです。ちょっと、ややこしいですね~。 ※ 2032年3月31日まで実施

 つまり、下記の2つの条件に当てはまる時に、通行料金が割引(下限料金を適用)されるという割引サービスです。

  1. 通行区間が1区間である。
  2. 通行区間の距離が4.3Km以下である。

短距離区間利用割引解説図1
下限料金は以下の通り。

車両区分割引後の額
軽・二輪280円
普通車300円
中型車310円
大型車400円
特大車460円

※消費税10%込みの金額です。

また、下記の図のような場合も割引の適用が受けられるようです。
短距離区間利用割引解説図2
出口のみ、入口のみのICが多い大阪ならではの措置ですね。

先を急ぐ時などに、高速道路ちょい乗りを考えられるので、非常にお得な割引サービスと思われます。

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西大阪線端末区間割引

 阪神高速17号西大阪線の北津守〜安治川のみをご利用いただく場合に適用します。この割引は、適用区間途中の出入口を発着した場合も適用されるようです。但し、大型車の通常料金が400円となる区間では適用が無いようですので、ご注意を。 ※ 2032年3月31日まで実施

具体的には、北津守~安治川を利用する場合、下記の通りの料金まで割り引かれるようです。
▶22~6時の割引後料金
中型車まで:100円
大型車以上:210円
▶6~22時の割引後料金
中型車まで:210円
大型車以上:420円
※消費税10%込みの金額です。

なお、この割引サービスは、現金支払車でも割引が受けられるようですが、中型車までが210円、大型車以上が420円とETC割引よりはお高いようですね。

詳しくはコチラ>>

池田線時間帯割引

 阪神11号池田線の池田木部・川西小花~神田のみを利用する車両を対象に適用される割引サービスのようです。(利用は平日の6~9時と17~20時の間で、ETC利用車両の場合に限る。)

ちなみに、池田木部~神田の割引料金は以下の通り。

車両区分割引後料金(平日の6~9時/17~20時)通常料金
軽・二輪160円280円
普通車160円300円
中型車160円310円
大型車310円400円
特大車310円460円

※消費税10%込みの金額です。

金額は小さ目ですが、割引率って考えると結構大きな割引率ですので、お得感の大きい割引サービスですよね。

詳しくはコチラ>>

大口・多頻度割引

 これは、以前の記事でご紹介した、ETCコーポレートカードの事になります。詳細は、下記のリンクからご確認ください。

ETCコーポレートカードについて>>

環境ロードプライシング割引

 環境ロードプライシング割引は、国道43号及び阪神高速3号神戸線沿道の大気環境改善のため、中型車・大型車・特大車に関して5号湾岸線の通行料金を割り引き、都心部や住宅地に近い路線から5号湾岸線への迂回を促すという目的で実施されている割引サービスのようです。

そして、一番気になる割引率はというと、利用区間によって異なるようですが、3割程度の割引が受けられるようですので、かなりお得のようです!

環境ロードプライシング割引解説図

ちなみに、大型車・特大車は通常のETCカードで割引が受けられるようですが、中型車に関しては予めETCコーポレートカードに申し込んでおく必要があるようです。

資料請求ボタン

環境ロードプライシング割引について、詳しくはコチラ>>

障がい者割引

 こちらは、「身体障害者手帳」の交付を受けているすべての方が対象で、障がい者ご本人以外の方が運転されて障がい者ご本人が乗車される場合も対象となるようです。また、この割引に関しては、現金利用に関しても適用となるようです。

割引率は、基本料金の半額(10円未満の端数は切り上げ)で、現金通行の場合は「身体障害者手帳」を料金所係員が確認することで割引が受けられる用ですが、ETC無線通行での利用に関しては、ETCカードとETC車載器の事前登録が必要なようなので、ご注意を。

さらに詳しく知りたい方はコチラ>>

名古屋高速道路のETC割引

 名古屋高速道路公社のホームページなどを参照して、名古屋高速道路のETC割引サービスをわかりやすくまとめてみたいと思います。

なお、ここからは、障がい者割引及び大口・多頻度割引(ETCコーポレートカード)については、割愛させていただきます。阪神高速道路の割引解説をご参照ください。

ETCコーポレートカードについて>>

ETC日曜・祝日割引

 日曜日、または祝日6時~0時の間の通行に関して利用料から10%割引、また0時~6時の間の利用に関しては20%割引を受けられるいうもののようです。

詳しくはコチラ>>

ETC夜間割引

 夜間の利用に関して、22時~0時の間は10%割引0時~6時の間は20%割引が受けられるというサービスのようです。

詳しくはコチラへ

※ ちなみに、「ETC日曜・祝日割引」と「ETC夜間割引」の併用利用は出来ないようなので、お気を付けください。
※ また、割引の適用は料金所を通過する時間帯が基準となるようです。

ETC端末特定区間割引

 ETC端末特定区間割引は、下記の割引区間をETC無線通信により通行した際に、普通車は一律200円、大型車は一律400円の料金割引が受けられるというもののようです。

ETC端末特定区間
楠 ~ 黒川
春岡 ~ 高針
呼続 ~ 大高
木場 ~ 東海
烏森 ~ 千音寺
清州 ~ 烏見町

 ちなみに、「ETC日曜・祝日割引」「ETC夜間割引」との併用も可能なようですので、かなりお得ですね。

詳しくはコチラ>>

広島高速道路のETC割引

 こちらでは、広島高速道路公社のホームページなどを参照して、広島高速道路のETC割引サービスをわかりやすくまとめていきます。

広島高速道路には、1~4号線までの区間が有ります。
それぞれ、下記の通りになります。

路線名名称区間
高速1号線安芸府中道路都市高速広島東~温品JCT
高速2号線府中仁保道路温品JCT~仁保JCT
高速3号線広島南道路仁保JCT~都市高速観音
高速4号線広島西風新都線中広~沼田

ETC時間帯割引

 高速1、2、3号線の入口または出口の料金所を、午前6~9時または午後5~8時までの間に、ETC無線通行により通過(通行)したさいに、最大10%の割引が受けられるサービスのようです。

 ちなみに、高速4号線では沼田料金所を午前6~9時または午後5~8時までの間に、ETC無線通行により通過すると最大10%の割引が受けられるようです。

※ この割引サービスは、利用車種や曜日に制限はないようです。

ETC乗継割引

 区間の繋がっていない、広島高速1・2・3号と4号(中広 出入口)を乗り継ぐ際に、90分以内の乗継であれば、利用料より最大420円の割引が受けられるようです。

詳しくはコチラ>>

福岡・北九州高速道路のETC割引

 最後に、福岡市及び北九州市の区域及びその周辺の地域において指定都市高速道路を建設・管理する福岡北九州高速道路公社のホームページなどを参照し、福岡都市高速・北九州都市高速のETC割引をまとめてみます。

福岡高速道路のETC時間帯割引

 ETC無線通行により福岡高速道路を通行する全ての自動車は、ETC割引適用となり下記の料金になるようです。

時間帯普通車大型車
平日 7~22時630円1260円
平日 22~7時560円1130円
土曜 7~22時590円1190円
土曜 22~7時560円1130円
日曜祝日560円1130円

※割引の適用は、料金所を通過する日時となる

北九州高速道路のETC時間帯割引

 ETC無線通行により北九州高速道路を通行する全ての自動車は、ETC割引適用となり下記の料金になるようです。
 

時間帯普通車大型車
平日 7~22時520円1050円
平日 22~7時500円950円
土曜 7~22時510円1000円
土曜 22~7時500円950円
日曜祝日480円950円

※割引の適用は、料金所を通過する日時となる

詳しくはコチラ>>

福岡高速 ETC 特定区間割引

 貝塚松島・多の津・粕屋・福岡IC 】間の通行料金が割引の対象となる割引サービスのようです。
※ ETC時間帯割引を併せた重複割引が適用されます。

ETC時間帯割引と併せると、下記の料金となるようです。

時間帯普通車大型車
平日 7~22時500円1000円
平日 22~7時450円900円
土曜 7~22時470円950円
土曜 22~7時450円900円
日曜祝日450円900円

※ 割引後の料金表示は、貝塚料金所のみとなりますのでお気を付けください。

詳しくはコチラ>>

北九州高速ETC乗り継ぎサービス

 2号線戸畑出入口5号線枝光出入口をETC無線通行により、90分以内に乗り継ぐ場合、2回の利用とせず、合わせて1回の利用とし、1回分の料金となるサービスのようです。

上手くルートを設定して利用すると、結構お得な割引サービスかと思われます。

また、「時間帯割引」「障害者割引」の併用利用が可能なようです。

詳しくはコチラ>>

ご注意ください!

 こちらでご紹介した割引内容は、2021年4月7日時点での料金体系となります。
料金体系や割引内容に変更があった際は、必要に応じて記事を修正してはおりますが、高速道路をご利用の際は、必ず、該当道路の管理組織のホームページをご確認ください。

 また、仕方がない事情があるとはいえ、深夜割引適用目当ての高速道路上での路上駐車は、近年問題になっています。くれぐれも事故が起きてしまうような高速上での駐車にはご注意ください。


 ETC割引は、日本全国の各区間によって様々な割引サービスが有ります。また、サービス内容によってはかなり複雑なものも有り、全てを完全に理解するのもなかなか難しいですが、長距離走行する際などに、この記事を再度チェックしていただき、損すること無く、お得に高速道路利用されることをおススメいたします!

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