「ETCを使った方が高速道路料金は安い」という事は、普段車を利用する方なら誰でも知っていますよね。
でも、「ETCを利用した時の割引サービスを全て把握していますか?」と言われるとどうでしょうか?
一口にETC割引と言っても、高速道路の区間ごとに設定されています。区間が一番長いのは、もちろんNEXCO3社(東日本/中日本/西日本)が管理している区間ですよね。
NEXCO3社の管理区間は割引基準がある程度統一されていますが、首都高速道路、阪神高速道路、名古屋高速道路などの都市高速道路は、それぞれの割引基準が存在しますので、都市をまたぐような長距離を走行するときなどは、そこらへんの事を調べてから運転スケジュールを立てないと、思わぬ損をしてしまうかもしれませんね。
そこで!
知っているようで知らない、全てのETC割引をわかりやすくまとめてみました!
※コチラでご紹介する全ての割引サービスは、ETCゲートを通って、料金をETC無線通信で支払う必要があります。
▶首都高速道路のETC割引についてはコチラへ>>
▶阪神、名古屋、広島、福岡・北九州の都市高速のETC割引についてはコチラへ>>
NEXCO東日本/中日本/西日本のETC割引
NEXCO3社のETC割引は4種類の割引サービスが有るようです。
- 平日朝夕割引
- 深夜割引
- 休日割引
- アクアライン割引
- 伊勢湾岸道路と高速国道との連続利用割引
大きなものは、この4種類となります。
他にも、期限付きの割引サービスや区間限定割引サービスなども有りますので、わかりやすくご紹介してまいります。
NEXCO3社の平日朝夕割引とは
平日朝夕割引サービスは、平日の6時~9時の間と17時~20時の間に、料金所の入り口もしくは出口を通過すると、通行料金の30~50%が還元されるというものです。
※ただし、朝夕それぞれ、最初の1回に限り適用される。
かなりお得な割引なのですが、この割引サービスを受けるにはETCマイレージサービスに登録されているETCカードである事が必要なようです。あと、もちろんETCゲートとを通って、料金をETC無線通信で支払う必要があります。
なお、平日朝夕割引をご利用される際の留意点としては、他の割引サービス(休日割引、深夜割引、アクアライン割引)との併用は不可になっているという事と、割引対象外の区間が有ることです。
ちなみに、割引対象外の区間は、東京近郊の区間と大阪近郊の区間(下図参照)、及び第二神明道路と関門トンネルが対象外という事のようです。予めご確認ください。
▶東京近郊の対象外区間
※ 藤沢~茅ヶ崎JCT間の休日割引適用については、新湘南バイパス内のみ走行する場合は対象となりますが、圏央道を連続して走行する場合は対象外となります。
※茅ヶ崎海岸ICから茅ヶ崎JCT間と圏央道を連続走行する場合のみ、平日朝夕割引が適用となります
▶大阪近郊の対象外区間
そして、一番気になる割引率などの具体的な内容は、
▶1ヶ月(1日~末日)の割引対象区間の利用回数が5~9回 ・・・ 通行料金のうち100km相当分を最大約30%分を還元。
▶1ヶ月(1日~末日)の割引対象区間の利用回数が10回以上・・・通行料金のうち100km相当分を最大約50%分を還元。
通行料金割引の還元方法は、ご利用月翌月の20日にETCマイレージサービスの無料通行分として還元されるようです。
また、還元された無料通行分での利用額も、平日朝夕割引の対象となるようですので、更にお得ですね!
適用となる時間帯・区間のご利用が多い方は、かなりの額の還元が受けられそうな割引内容ですので、利用しない手はないですね。
- 割引対象車は全ての車種
- 割引対象日時は、平日の朝[6時~9時]と夕方[17時~20時]に入口または出口を通過
- 割引対象外の区間が有る
- ETCマイレージサービスの登録が必須
- 1ヶ月の割引対象区間の利用回数が5~9回で、通行料金のうち100km相当分を最大約30%還元
- 1ヶ月の割引対象区間の利用回数が10回以上で、通行料金のうち100km相当分を最大約50%還元
- 割引料金は、利用月翌月の20日にETCマイレージサービスの無料通行分として還元
- 還元額による利用も平日朝夕割引の対象となる
平日朝夕割引の見直し案、4月よりテスト運用開始
現行では、
という割引内容の平日朝夕割引ですが、
という見直し案が北陸自動車道でテスト運用されるようです。
以下にテスト運用の内容をまとめましたのでご確認ください。
- 事前に割引区間の登録が必要
- 曜日や時間は限定しない
- 事前に登録したIC間の料金を50%割り引く
- 事前登録の区間内なら区間途中のICでの乗降も可能
- 割引適用は1日3回まで
- 登録区間20回分(1ヶ月分として)の料金の半額を事前に支払う必要がある。
- 21回目以降も半額で利用できるが、追加料金が請求される
- 1ヶ月で20回の利用が出来なかった場合でも割り戻しなどは無い
- テスト運用は、北陸自動車道の金沢東IC~片山津IC間で行う
- テスト運用の期間は、2023年4月から6月まで
- 法人向けETCカードの利用者は除外
通勤など、毎日同じ場所を行き来する場合はかなりお得なのではないでしょうか。
なお、テスト運用ということで、先ずは1000人程度のモニター参加という形で試行されるようです。
NEXCO3社の深夜割引とは
深夜割引は、午前0時~4時の間にNEXCO3社が管理する全国の高速自動車国道と一部の一般有料道路(宮城県道路公社の仙台松島道路、新湘南バイパス、圏央道、西湘バイパス、東富士五湖道路、小田原厚木道路、伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、安房峠道路など)を走行すると、通行料金が最大30%OFFになるというものです!
ただし、京葉道路・第三京浜道路・横浜横須賀道路・横浜新道・第二神明道路(大型車以上のみ対象)・関門トンネルは対象外となるようです。
なお、走行距離や割引適用回数の制限は無く、適用条件となる日時の判定は「入口料金所」または「出口料金所」の通過時刻で判断されるようです。
もちろん!料金所をETC無線通信により走行することが割引を受ける前提となりますが、適用の範囲も広く、最大30%割引ですから、かなりお得な割引サービスと言えますね!
ちなみに、下図のパターンは全てのケースで深夜割引が適用されます。
簡単に言うと、0~4時の間に、適用区間を走行していれば割引が受けられるという事ですね。
深夜割引の問題と見直し案について
深夜割引は、高速道路利用を深夜割引の適用時間帯に走行する計画を立てられれば料金的には非常にお得な割引サービスなのですが、逆に深夜割引を受けたいがために無理をしてでも午前0時を待って出口を通過しようとする車両が問題視されています。
例えば、16:00に出発 → 17:00頃に高速入口を通過 → 23:00ごろ目的地近くの高速出口を通過予定の場合、深夜割引の適用が受けられないので、料金所手前のPAやSAで待機したり、路肩や料金所手前の本線に停車し、割引が適用される午前0時を待って出口を通過する車両が多くいるようです。
このような車両により、PAやSAが非常に混雑したり、路肩などに停車する車両による渋滞や事故を引き起こすような危険も発生しているという現状が問題視されているようです。
こういった状況の解消のため、国土交通省は、高速道路の深夜割引の見直し案を策定しているようです。
見直し案としては、
- 割引時間帯を22:00~5:00に広げ、割引率は一部時間帯を30%割引、残りは10~20%割引にする。
- 割引適用も走行区間全てではなく、対象の時間帯に走った区間の料金だけに限定する。
このような検討がされているようです。
見直し案2に必要な「走行区間」と「区間通過時間帯」の確認は、ETC車載器の位置情報などで確認するそうです。
もちろん、深夜割引を受けるには、ETC利用での走行が必須ですからね。
また、この深夜割引の見直しに関しては、深夜割引目当ての車両による渋滞の解消とともに、深夜割引目的による深夜労働や、深夜割引開始時間待ちによる長時間拘束など、深夜割引により悪化するドライバーの労働環境を改善の方向に向かわせるという目的も有るようですよ。
2024年度に深夜割引が変わります
2021年の8月より検討されていたNEXCO3社の深夜割引の見直し案が、ついに現実のモノになるようです。
2023年1月20日にNEXCO3社より「高速道路の深夜割引の見直しについて」がリリースされました。その概要をわかりやすくまとめますと、
▶割引時間帯の拡充
割引時間帯を現行の0:00~4:00から22:00~5:00に拡充する。
▶割引適用区間の変更
割引適用について、現行の0:00~4:00以外の時間の走行区間も含めた走行区間全てではなく、22:00~5:00に走った区間の料金のみに限定する。
▶割引率の引き上げ
割引率を現行の一律30%から、走行距離に応じて割引率が上がる仕組みを導入するようです。具体的には以下のとおりです。
- 400km以下の走行では30%
- 400km超の走行で40%
- 600km超の走行で45%
- 800km超の走行でで50%
長距離を走行する車両にとってはかなりお得になりますが、割引対象区間が走行区間全てでなくなるのは痛いですね。
これらの見直しが、2024年度中に運用開始される予定のようです。
割引見直しに伴う緩和措置(激変緩和措置)
深夜割引の割引内容変更と同時に、通行料金の利用者負担増や新たな交通集中を抑制するために、5年程度の期間は緩和措置が取られるようです。緩和措置の概要は下記の2案のとおりとなるようです。
- 深夜割引が適用された車両が1000km以上走行した場合、1000kmを超える走行区間を割引対象区間に追加する。
- 22時以前に高速道路に流入し、22時台に高速道路を流出した場合、22時台に走行した区間について20%割引とする。
その場で割引が受けられない、後日還元型に変わります
今までETCゲート通過時にその場で受けられていた深夜割引ですが、今回の見直しの際に「ETCマイレージサービス」または「ETCコーポレートカード」への後日還元型に変わるようなので、深夜割引が受けたい場合は、必ずそのどちらかに加入している必要があるようです。加入するならもちろん!お得が満載の「ETCコーポレートカード」ですね。
NEXCO3社の休日割引とは
休日割引とは文字通り、土日祝日に割引対象区間の道路を走行すると、通行料金が最大30%OFFになるというものです!
ただ、この休日割引が適用されるのは普通車と軽自動車等に限られていて、中型車・大型車・特大車は割引対象外となってしまうようです。
【注】1ナンバーの車両は中型車以上となり対象外、普通車でけん引をされる場合も中型車以上となりますので対象外です。4ナンバーの車両は普通車以下となるので割引対象となります。
また、東京近郊の区間と大阪近郊の区間(下図参照)、及び第二神明道路、沖縄道、関門トンネルは対象外のようですので、予めご確認ください。
▶東京近郊の対象外区間
※ 藤沢~茅ヶ崎JCT間の休日割引適用については、新湘南バイパス内のみ走行する場合は対象となりますが、圏央道を連続して走行する場合は対象外となります。
※茅ヶ崎海岸ICから茅ヶ崎JCT間と圏央道を連続走行する場合のみ、平日朝夕割引が適用となります
▶大阪近郊の対象外区間
【NEWS】高速道路の休日割引が、約6ヶ月ぶりに再開へ!-2021/10/28更新-
NEXCO東日本は、緊急事態宣言の自粛要請を受けて2021年4月29日から2021年4月29日まで非適用が続いていた休日割引を、11月3日から再開すると発表!
NEXCO東日本は10月27日、本社で実施した定例会見のなかで、国土交通省からの要請を受けて適用除外を続けてきた高速道路の休日割引を11月(3日)から再開すると説明した。
代表取締役社長 CEOの小畠徹氏が質疑応答のなかで明らかにしたもの。
高速道路の休日割引は、緊急事態宣言を受けて4月29日から10月31日まで非適用が続いていたが、およそ半年ぶりに再開することになる。
2022年のゴールデンウィークは、休日割引適用が有りません!
NEXCO3社(東日本/中日本/西日本)、本州高速道路、宮城県道路公社の5社は、2022年度のゴールデンウイークの休日に関して、「ETC休日割引」の適用外とする事を発表しました。
具体的な適用外の日程は、以下のカレンダーの通りです。
祝日のからまない、5月7日(土)、8日(日)の2連休も適用外ですので、お気を付けください。
2022年のお盆期間の土日祝日は、休日割引適用が有りません!
NEXCO3社(東日本/中日本/西日本)、本州高速道路、宮城県道路公社の5社は、2022年度のお盆期間の土日祝日に関して、「ETC休日割引」の適用外とする事を発表しました。
具体的な適用外の日程は、以下のカレンダーの通りです。
お盆期間中の帰省、ご旅行などの予定が有る方にとっては、休日割引が受けられないのは痛いですよね。
アクアライン割引とは
東京湾アクアラインの料金所をETC無線通信により走行される車両に関して、下記の通り割引が適用されるようです。他の割引サービスと比べても、わかりやすくてお得感を実感できる割引ですね。
通常料金 | 割引後料金 | |
---|---|---|
軽自動車 | 2,510円 | 640円 |
普通車 | 3,140円 | 800円 |
中型車 | 3,770円 | 960円 |
大型車 | 5,190円 | 1,320円 |
特大車 | 8,640円 | 2,200円 |
なんと、特大車だと、74%以上の割引率になるんです!
ETC使ってお得!というよりは、もはやETC使わないで利用すると「大損」しちゃうって感じですよね!
ちなみに、このアクアライン割引は休日割引・深夜割引や障害者割引との併用はできないようです。アクアライン割引が最も割引額が大きくなるため優先して適用されるようですよ。
ただ、大口・多頻度割引(ETCコーポレートカード)とETCマイレージサービスは併用利用が出来るようです。やっぱり、ETCコーポレートカードはお得!ですね。
アクアライン割引には期限が有るって知ってました?
実は、アクアライン割引って2021年度末までの適用期限が有るんです。
元々、アクアラインの料金引き下げに関しては1年ごとに料金を見直していたのですが、2019年初頭に国土交通相が千葉県知事からの要望を受け、2019年度から見直し期間を3年間に延長したという経緯があります。
その3年目が2021年度末という事なんですね。
ただし、国が反対しない限り値下げを継続するという事も過去の取り決めで決まっているので、2021年度末に突然アクアライン割引が終了する事はないと思われるのですが…
アクアライン割引によって、開業時の4倍の交通量にまで利用が活性化したアクアラインですが、もしこの割引が本当に終了する日が来たら、いったい交通量はどうなるのでしょうか。
まだしばらくの間は継続して欲しいものですね。
【期間終了】東京湾アクアラインは、2022年1月17日より1月24日までの平日夜間に通行止めになっています。-2022/01/17更新-
東京湾アクアラインは、開通から24年が経過したアクアラインを良好な状態に保つため、トンネルなどの工事や点検の実施するため、平日夜間に通行止めとなるようです。
詳細は以下の通り。
- 期間:2022年1月17日(月)~2022年1月24日(月)
- 時間:午後11時から翌朝5時
- 区間:川崎浮島JCT~木更津金田IC間、及び袖ヶ浦IC~木更津金田IC
また、通行止め期間中は「海ほたるPA」も閉鎖されるようです。
伊勢湾岸道路と高速国道との連続利用割引
一般有料道路である伊勢湾岸道路は、第二東名高速道路と第二名神高速道路を結び、愛知県名古屋市のシンボルでもある「名古屋城」の別名である「金城」にその名の由来を持つ「金城ふ頭」をまたぐ、東海ICから飛島ICの区間の自動車専用道路になります。
その区間には、名港トリトンと呼ばれる3つの斜張橋「名港西大橋」「名港中央大橋」「名港東大橋」を含み、名古屋港と周辺工業地帯の連携や、東西主要都市間の直結ルートとして、国内産業のみならず国際物流をも支える重要な道路の一つであると言えます。
伊勢湾岸道路と高速国道との連続利用割引は、伊勢湾岸道路の東海IC~飛島ICまでの区間を全線利用し、なおかつ伊勢湾岸道路と接続する高速国道を連続して利用する車両に適用される割引です。
なお、割引される額は車両区分により決まっており、詳細は下記の通りとなります。
車両区分 | 割引額 |
---|---|
軽自動車等 | 100円 |
普通車 | 150円 |
中型車 | 150円 |
大型車 | 250円 |
特大車 | 350円 |
ちなみに、この割引は、現金払いでも適用されます。
但し、ETC通行であれば、この割引適用後の料金に対して「深夜割引」「休日割引」「平日朝夕割引の割引」など、ETC限定の時間帯割引が重複して適用されますので、かなりお得なようですよ!
関越トンネル区間・恵那山トンネル区間・飛騨トンネル区間のETC利用による料金引き下げ措置について
NEXCO東日本が管理する関越自動車道の関越トンネル、そしてNEXCO中日本が管理する中央自動車道の恵那山トンネル区間及び東海北陸道の飛騨トンネル区間では、通常の区間と比較すると高い通行料金が設定されています。
これは、この3か所のトンネルが日本の中でも非常に長く大きいトンネルであるため、トンネルの建設費及び維持管理費が高額なため特別区間として料金設定が引き上げられているようです。
その引き上げ価格は、高速自動車国道料金の1kmあたり通常料金である24.6円の1.6倍、39.36円が設定されています。
この料金設定を、ETC通行した車両に限り高速道路の通常設定料金に引き下げるという措置が取られています。割引というよりは通常料金設定にするという事なので、「引き下げ」という言葉を選んでいるのでしょうね。
なお、この3区間の引き下げ措置料金の適用はETC利用限定となりますが、引き下げ後の料金に対して[深夜割引][休日割引][平日朝夕割引]の割引が適用されるようです。これはお得ですね!
また、期間は令和6年3月31日(予定)までという事のようです。
関越トンネル区間の引き下げ措置
NEXCO東日本が管理する関越自動車道の関越トンネルを通る、[水上IC~湯沢IC]区間が料金引き下げの対象区間となります。
具体的には、下記の表の通りの料金設定となっているようです。
車両区分 | 通常料金 | ETC料金 |
---|---|---|
普通車 | 1,290円 | 870円 |
大型車 | 2,020円 | 1,330円 |
※ また、この区間を通過する走行も料金引き下げの対象となるようです。(走行全体ではなく、関越トンネル区間の距離単価が上記の表の通り引き下げられる。)
※ なお、入口から出口までに複数の経路がある場合、利用経路の距離が最短経路の距離の2倍以内の場合は、最も安い経路にしたがって計算した料金となり、最も安い経路が関越特別区間(水上IC~湯沢IC間)を含む経路とならない場合は、通常料金とETC料金が同額になる場合があるようですので、ご利用の際はルートの確認をおススメいたします。
恵那山トンネル区間の引き下げ措置
NEXCO中日本が管理する中央自動車道の恵那山トンネルを通る、[園原IC~中津川IC]区間が料金引き下げの対象区間となります。
具体的には、下記の表の通りの料金設定となっているようです。
[普通車の場合]
通常利用:1,120円
ETC 利用:760円
深夜割引:530円(※)
休日割引:530円(※)
(※)はETC利用車両に限る。
※ [園原IC~中津川IC]区間を経由するルートで料金計算されている走行のみ対象となるようです。
飛騨トンネルの引き下げ措置
NEXCO中日本が管理する東海北陸道の飛騨トンネルを通る、[飛騨清見IC~白川郷IC]区間が料金引き下げの対象区間となります。
具体的には、下記の表の通りの料金設定となっているようです。
[普通車の場合]
通常利用:1240円
ETC 利用:840円
深夜割引:590円(※)
休日割引:590円(※)
(※)はETC利用車両に限る。
※ [飛騨清見IC~白川郷IC]区間を経由するルートで料金計算されている走行のみ対象となるようです。
定額料金で高速道路が利用できるNEXCO3社の周遊割引とは
NEXCO3社それぞれサービス名称や割引内容の詳細は異なるのですが、利用前申込制でNEXCO3社が設定したプラン内であれば、一定額で高速道路利用が出来る割引サービス(ETC利用限定)が有るんです。
ちなみに、NEXCO東日本は「ドラ割」、NEXCO中日本は「速旅」、NEXCO西日本は「みち旅」という、それぞれの割引商品名が付けられています。
その利用方法は、
- NEXCO3社それぞれのホームページから、利用したい割引プランと利用日を選び申し込む。
- 申込んだ割引プランの内容の通りに高速道路を利用する。
- 申し込んだ割引プランの定額設定料金がETCに課金される。
というものです。
NEXCO3社それぞれで様々なプランを用意しており、それぞれのプランは期間限定となるようですので、ご興味の有る方は下記のリンクをご参照いただき、走行予定の高速道路ルートにマッチする周遊プランが有れば、高速道路の利用料金が半額以下まで安くなるケースも多いはずですので、かなりお得です!
【注目】ETC周遊割引が更にお得になるキャンペーンが始まりました!
NEXCO3社(東日本/中日本/西日本)と宮城県道路公社が、ETC周遊割引商品を平日に利用した場合、更にETCマイレージサービスのポイントを追加付与するサービスをスタートしました!
▼付与ポイント
販売価格の15%
▼期間
2022年11月7日(月)~2023年3月31日(金)
元々、大幅に割引されているETC周遊割引商品の価格から、更に15%のポイント還元が受けられるって事は、これはかなりお得ですね!
ETC周遊割引を利用して走行される前までに、ETCマイレージサービスへの登録が必要なようですが、ETCマイレージサービスの通常付与ポイントが10%で、本キャンペーン利用で15%付与ですから、合計で25%のポイント付与になる訳ですね。
まだ、ETCマイレージサービスをご利用されていない方は、この機会に新規登録しておくのも良いかもしれません。ちなみに、ETCマイレージサービスは、登録は無料で、年会費等もかからないようです。
大口・多頻度割引
これは、以前の記事でご紹介した、ETCコーポレートカードの事になります。詳細は、下記のリンクからご確認ください。
大口・多頻度割引のETC2.0割引がお得すぎる件(2023年度も継続決定)
ETCコーポレートカード利用によるETC2.0割引が、2023年度も継続が決定しました!詳細はコチラ>>
障がい者割引
こちらは、「身体障害者手帳」の交付を受けているすべての方が対象で、障がい者ご本人以外の方が運転されて障がい者ご本人が乗車される場合も対象となるようです。また、この割引に関しては、現金利用に関しても適用となるようです。
割引率は、基本料金の半額(10円未満の端数は切り上げ)で、現金通行の場合は「身体障害者手帳」を料金所係員が確認することで割引が受けられる用ですが、ETC無線通行での利用に関しては、ETCカードとETC車載器の事前登録が必要なようなので、ご注意を。
【NEWS】バイクのETC料金を普通車の半額にする料金割引を実施する方針を国土交通省とNEXCO 3社が固める-2022/2/21更新-
現在、バイクの高速料金は「軽自動車等」の料金区分となっており、これは普通車の8割にあたる金額です。しかし、バイクが高速道路へ与える影響の少なさや占有スペースの小ささなどから、多くのライダーから値下げの要望が出されています。
そうした状況のなかで、期間限定ではあるものの、バイクの高速料金割引が、実施されることになりました。この割引の目的としては、「二輪車の利用促進や地域の活性化等」が掲げられています。
詳しい適用条件は、ETCおよびETC2.0の車載器を搭載した二輪車で、対象期間は2022年4月から11月までの8か月。この期間中の土日、祝日の利用のみに適用されます。
また、その対象となるのは、NEXCO東日本、中日本。西日本が管轄する高速道路で、一回の乗り降りにおいて走行距離が100kmを超える移動。この3社の管轄外となる一部の有料道路では、割引適用外となるので注意してください。
割引率は、従来のバイクの高速料金から37.5%引き。普通車の約半額となる計算です。
▶首都高速道路のETC割引についてはコチラへ>>
▶阪神、名古屋、広島、福岡・北九州の都市高速のETC割引についてはコチラへ>>